古代小麦パスタ∞ ファッロ ジェメッリ（セミ全粒） 490g　とポモドーリーノ

ファッロは、現在一般的なデュラム小麦の祖先で古代から栽培されてきました。
ミネラル分に富み、甘みが濃く滋味深い味わい。
ジェメッリはイタリア語で「双子」という意味。
見た目が2本絡まっているように見えることから名づけられました。
ペンネやフジッリなどと同じくソースなどを絡めやすいため
特に味が濃いソースと相性が良いです。
ラザニアのような柔らかさも兼ね備えています。
トマトソースやジェノベーゼソースなどがおすすめ。
他のアサクラパスタがシリンダー製粉なのに対しこちらは石臼製粉のため、
素朴な食感です。
違いを比べてみてください。


古代より栽培され人的改良をされていないファッロ小麦100％
原料の小麦は自然栽培（栽培期間中 農薬・肥料不使用）
石臼製粉で素朴な食感
45～65℃でゆっくり乾燥した低温乾燥パスタ
小麦本来の風味と旨味
もちもちとした食感があり、消化が良い
型抜き：ブロンズ



ファッロ小麦について

5000年以上前より栽培されていたシリアルの一種で、
人的改良をされていない古代麦の一つです。
二重構造の分厚い殻で二つの麦粒を保護し天候や虫の被害に強く、
山間地でもよく育ちます。
カムットと同様ミネラル分に富み、甘みが濃く滋味深い味わいが特徴。
古代から恵みの糧として現在に引き継がれています。
小麦は粒の硬さから硬質小麦と軟質小麦がありますが、
ファッロの実は硬く硬質小麦に分類されます。
たんぱく質含有量は18％と強力粉に属しますがグルテンが少ないため
一般のパン用強力粉とは異なる性質を持ちます。


丘の上のポモドリーノ（チェリートマト）

300g


チェリートマトの栽培に適した土壌をもつ南イタリアのトマトを使用。
生の果実をそのまま皮ごと瓶一杯に入れたものに
パッサータ（ピュレ）を充てんしたもので、
生のフレッシュなトマトと
加熱してコクの出たトマトソースの良いところがどちらも味わえます。
そのままで、またはシンプルな調理でもごちそうになる、美味しいトマトです。



イタリア有機認証ICEA認定
南イタリアの小さな村で有機栽培されたチェリートマトを使用
濃厚なピュレと生感覚の果実の良いところどり
小粒で甘いチェリートマトを使用
チェリートマトとピュレが一緒になった水煮は珍しくアサクラ商品の中でも人気の高い一品
シンプルに塩だけで味付けされているのでトマト本来のコクを感じられる
パスタや、サラダ、煮込み料理などに



生産者：アントニオ・ルッソリッロ（イタリア　カンパーニア州）

ナポリから100km中心に入った標高700mから900mの丘陵地、
東側のアドリア海からも100kmあり南部のへそに位置する小さな村モンテカルボ イルピーノ。
イタリア人でさえ知らない人が多いという小さな村で、農業を営むアントニオさん。
アントニオさんは「野生のオレガノ」の生産者でもあります。

アントニオさんのチェリートマトは、5月に路地に定植後、
9月から収穫開始一粒一粒完熟したものから手摘みしています。
水分の少ない土壌で丁寧に栽培されたトマトは、とっても甘いのが特徴。
糖度計の計量器MAX10のところ7～10の糖度がでるそうです。

アントニオさんいわく
『ポモドリーノ栽培に適した土壌、恵まれた太陽光、極々少ない水、そしてビオ、
もちろん添加物なし、市場には出回らない希少なものなんだよ』と。
実際、天候災害で出来ない年もあり、
生産を縮小し自給分と日本向け（アサクラ用）だけに生産している貴重なもの。
名前の通り、丘の上で育てられ、生産者自身が誇りと自信をもっておすすめする逸品です。



製造工程

完熟を選んで収穫
⇒加圧でトマトを過熱し種と皮、水分を抜く
⇒ ピュレ状にしたものに塩を加え煮詰める（パッサータ）
⇒ 瓶に生のチェリートマトを詰めパッサータを充てん
⇒ 脱気殺菌


ご使用方法

煮込み料理やトマトソースのコクだしに。
トマトの甘みが強く、サラダとしてそのままで食べても美味しい。
にんにくとオリーブオイルを合わせてさっと火を通すだけで
うまみが出て濃厚なソースができます。
果実は軽くつぶしてから加熱すると皮の裏側からも旨みがよくでます。
もう少し旨みがほしいという料理に、ピュレの部分だけちょい足ししても。
フォークでつぶしてちぎったバジルと和えたものをバゲットにのせれば、
簡単ブルスケッタに。